まだ介護保険がなく措置制度で高齢者支援をしていた頃、私は訪問入浴やデイサービスの職員として高齢者の生活の一部をサポートする仕事をしていました。

 　2000年（平成12年）に介護保険が制定され、介護支援専門員（ケアマネジャー）という新たな職種について以来、自分の思っているケアマネ像を目指して、介護保険の目的である「公正中立で、高齢者の自立を支えるケアプランを作りたい」と考え、平成17年12月開設を決意いたしました。

　たくさんの方々の支援のおかげで無事会社を設立し、少しずつですが同じ思いをもって一緒に働いてくれる仲間も増えてきました。ケアマネの仕事を続けている中で、独立型事業所だからこそできる利点もあるのですが、「独立型でないと駄目！」ではなく、担当させていただいた方々が安心でき満足できる環境を一緒に作らせていただく、その努力ができるかが一番大切だと感じています。

　そのためにこれからも日々新しいことを吸収し、それをみなさまに還元できるように研鑽を惜しまずに続けていきたいと思います。